
令和8年度「全国学力・学習状況調査結果」がアップされてますね👀
小学6年生・中学3年生を対象にした全国規模の学力調査👇
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教育課程研究センター「全国学力・学習状況調査」 | 教育課程研究センター | 国立教育政策研究所 National Institute for Educational Policy Research
教育課程研究センターは、全国学力・学習状況調査の文部科学省との共同実施、教育課程実施状況調査、特定の課題に関する調査等の初等中等教育の教育課程に関する政策に係る基礎的な事項の調査及び研究、国内の教育機 ...
www.nier.go.jp
沖縄県の子どもたちは例年、小・中学校ともに全教科で全国平均を下回る傾向が続いてます。
とくに沖縄の場合、「家庭の社会経済的背景(SES)と学力の相関」において、その影響を受けている可能性が長年ずっと指摘されてます。
沖縄の学力課題を “子ども本人の努力不足” だけで説明することはできないということ。家庭の所得や教育環境など、子ども自身では選べない背景も含めて考える必要があるなと感じます。
さて、今回の調査結果を見ていて、個人的に興味深いと感じたデータがあります🙌
それぞれ言っていきますね。
「読書が好き」な子は、全教科で強い傾向あり

引用:令和8年度全国学力・学習状況調査の結果(概要)
まずこれです。
「読書は好き」と答えた児童生徒ほど、各教科の正答率・スコアが高い傾向。
国語だけの話ではなくて、小学校では国語・算数、中学校では国語・数学・英語まで、すべてで同じような傾向が見られてます。
これは、かなり興味深い結果ですよね。読書習慣そのものが、教科を問わず学力全体の土台になっているということが、このデータからはっきり見えてきます。
とはいえ、「読書させれば成績が上がる。だから、読書させましょう」というつもりは毛頭ないです笑
着地点はそんなことじゃないです。
成績が上がるから本を読むのではない。
本を読むことで、その子の世界が広がっていくこと自体に価値がある。
そういうことを伝えたいんです。それはあとにするとして。
本を読むことで鍛えられる「読む力」は、国語という一教科のスキルではなくて、この先あらゆる学びに活きる "地頭" そのもの🙆♀️
これは私たちが日頃から感じてることですが、たとえば目先の勉強に焦点をあてて、あらためて理由を整理するとこうです👇
- 国語・算数・数学もまず「本文・問題文を正しく読む」ところからはじまる
- 英語・理科・社会も、結局はテキストや資料を「読んで理解する」がスタートライン
教科学習という文面ではこうなりますが、どの学びでも同じですよね。
つまり同じ学びを受けてても、読む力がないと “受け取れる量” が減るという単純な構図が描けるわけです。
読書で鍛えられるのは語彙力だけでなく、文脈をつかむ力、内容や意図を理解する力、集中して読みつづける力・情報を整理する力。地頭力です。
このスペックいかんで、同じ文章・同じ学びでも解像度が変わる。内容理解度、解釈具合が人それぞれ違う。たとえば、ファミコン時代のゲームと、いまの時代のゲームでは画質や視界のクリアさがまるで違って見えるのと同じような感覚です。
つまり、解像度が荒すぎると、見え方が荒い。なので本来見えるはずのものが、見えなかったりします。

NOUIKUには「学びをたのしんでほしい!好きでいてほしい!」という強い想いがあります。
だからうちでは、それこそ『てらこやコース』や『速読速解力コース』を常々推してますし、トレーニングを通じて読む力、地頭鍛えるってことに力を入れてます💁♀️
一朝一夕でどうにもならないからこそ、小学生からコツコツ積み上げてほしいというのが率直な気持ち。
1年、2年と継続してきた子たちは着実に伸びてるし、努力したプロセスやトレーニングしてきたこの時間は他人には奪えない。ひとりひとりの力となって残りつづけます。
筋トレやダイエットみたいなもので、決して簡単にはいかない。そんなマッチョなトレーニングをたのしんでくれてるNOUIKU生は凄いです🤣みんなよくがんばってる👏
SNS・動画視聴が長い子ほど、スコアが下がる傾向あり

引用:令和8年度全国学力・学習状況調査の結果(概要)
一方で、対称的なデータがこれです。
SNSや動画視聴の時間が長い児童生徒ほど、各教科の正答率・スコアが低い傾向。
これも小学生・中学生ともに、国語だけではなく算数・数学・英語まで同じ方向の傾向が見られています。先ほどの「読書好きな子」の結果と、ちょうど鏡合わせのような結果。
ただし、今回の結果は「SNSや動画を見たから学力が下がった」という因果関係を示したものではありません🙅♀️なのでそこは踏まえておくべき点。
それでも、わたし自身ひとりの親として、子どもたちの毎日の時間を何に使うのか?これは、改めて考えてみてほしいかなと思いますね🤔
以前『2026年 人類のバカ化が止まらない』という痛烈、痛快、強烈な記事があったのですが(一度は読んでみてほしい!)、もはや子どもだけじゃない社会的な巨大トピックですもんね。。
内容的には「2026年人類の思考力が低下している」というもの。デジタルネイティブ世代はスマホやSNSへの依存を深め、歴史的な学力低下を記録中。さらにAIへの丸投げが職場でも広がっていて、「考えない人」急増中🌀
今回の学力調査でもまさに、「全科目で思考・判断・表現に課題が見られる」と分析されてます。
SNSのような “受動的に情報をあびること” に多くの時間を使うのか。はたまた、読書のような “能動的に情報を読み解くこと” に多くの時間を使うのか。
時間の使い方の差は、間違いなくデカくつきそうですね🤷♀️読書・SNSとの付き合い方は、検討の余地があるかもしれません。
「読書は役に立つ」と感じている子は、生き方そのものが違う

そして今回、いちばん印象的だったのがこの結果です。
「読書は役に立つ」と感じている子ほど、課題解決に自分から取り組む姿勢や、地域・社会に貢献したいという意識まで高い傾向。
2026年度から新しく加わった質問「読書は役に立つと思いますか」に肯定的に答えた子ほど、各教科の成績が高いだけでなく、課題解決への積極性や地域・社会への寄与意識に影響を与えている可能性がある、と分析されてます。
成績という結果だけでなく、「学んだことをどう活かすか」「自分は社会とどう関わっていくか」という、もっと先の視点まで、読書は育ててくれているのかもしれません!

(👆『てらこやコース』読書中のワンシーン)
本の中では、自分が経験できない人生を経験できます。自分とは違う立場の人の気持ちを想像したり、悲しみや喜びに触れたり、「自分ならどうするだろう」と考えたりする。
そういう積み重ねが、
✅人の気持ちを想像する力
✅物事を一面的に決めつけない力
✅逆境でも自分を鼓舞する言葉や考え方
✅自分とは違う人を認められる力
みたいなものにつながっていくんじゃないでしょうか。
単純な因果関係として言い切るのは難しいですが、読書が、他者理解や感情・価値観について考える機会を与えてくれるということは十分言えると思います。
もちろん、これだけで「読書が主体性を育てた」「読書が優しさを育てた」と証明されたわけではありません。
ただ、読書を価値あるものとして感じている子ほど、自分のことだけでなく、学びや社会に前向きに関わろうとしている。この結果は、かなり示唆的です。今回の調査で、個人的にかなり好きなデータでした!
勉強ができる子、テストで点が取れる子にするためだけに、本を読むのではない🙅♀️
自己理解、他者への優しさ、心や人生を少しでも豊かにしてくれるものとして、読書を大切にしたい。知らない世界に触れる好奇心、じっくり物事と向き合う芯の強さを育ててくれると、私は思ってます。
うちが開校当時、いの一番に速読コースを立ち上げたのも、「本を読める子を増やしたかったから」ですし😁
成績云々は結果としてついてくるものであって、目的そのものではない。子どもたちの毎日の中に “自分の頭で読む・考える時間の余白” を残してあげたい。そう思います。
これからもNOUIKUでは読書の価値を信じて、その時間を大切にしていきます🌈